ずぶとく長生き。

テンションだけはいつまでも若い地方組のんびりオタクの暇つぶしメモです。

推しへのお手紙に関する30の質問、に答えてみた。

うちの職場はみんな何かしらのオタクである確率が大変高いのですが、先日某アーティストのオタクを長年続けている主任が「ライブ中に○○(主任の推し)が私たちのブロックに手を差し伸べたとき、一瞬自分と○○だけの世界かと思っちゃったよね。そんなことないって知ってても錯覚しちゃう~~」と楽しそうに話していました。

 

私は「いやあそれはしょうがないですよ、改めて推しに恋しちゃうやつですよ」と答えながら、松田誠さんの指摘を思い出しました。すごい、オタクのことをよくご存じだ。ジャンルは違えど、きっと3次元の推しには共通する錯覚なんですね。推しの一挙手一投足に恋い焦がれ、落ちていくオタクの数たるや。我々若手俳優の主戦場は劇場がメインで、それこそテニミュドリライや刀ミュのらぶふぇすくらいじゃないとアリーナ会場で推しに手を差し伸べられるようなことはないですが、そういう空間でのオタクのテンションの上げ方を熟知されている(観客視点からステージ構成を考えている)のはすごいなあと思いました。

 

推しくんは私にとって綺麗で美しくて尊いものなので、そのキラキラが自分の方へと傾けられるのは施しかお恵みです。葡萄酒とパンです。ステージの上で役を演じている推しくんは、イベントなどで話して「あ~もう可愛いの擬人化!!!!」と私が感じる彼とは同一であり違う存在ですから、役をその身に宿して友達になっている*1ときの推しくんってすごく眩しくて、人の人生を演じることをお仕事としているプロフェッショナルなんだと実感するタイミングでもあります。

 

 

 

kwisnmkt.hatenablog.com

 

今回のエントリは、この質問に対する回答です。ではでは。

 

 

 

1.初めて渡した手紙を覚えていますか?

⇒時期はなんとなく分かるけど、内容はあまり。多分そのとき見た舞台の感想。


2.封筒、便箋にこだわりはありますか?

⇒推し始めてしばらくしてから、ずっと固定。A5の白便箋にとある加工をして、封筒は無地だけど特徴のあるものに舞台やイベントをイメージしたデコレーション。センスは、少しずつまともにはなってきたと思う。一年以上前のやつは見たくない。


3.便箋何枚くらいの手紙を書きますか?

⇒平均6枚。少ないときで3枚。今まで一番多かったときで10枚。


4.手紙を渡す頻度はどれくらいですか?

⇒1遠征に1通、もしくは1週末に1通。ただし、自分的初日を迎えた次の回にはファーストインプレッションを書いて出す。大千穐楽の後は1週間~10日以内をめどに事務所へ送付。イベント時なども書く。


5.マチソワ間での手紙は書いたことがありますか?

⇒2回だけある。基本的に後日チェックを通ってからの受取なので、マチソワ間に手紙を書く意味があまりない。

 

追記:リアルタイムに渡ることがないとはっきりしているので、出席確認や短いものが一気に何通も届くよりは、ある程度ちゃんとまとめて読めるものが1〜3通届く方がマシかな?と思っている。この辺は相手の受け取り方に合わせたい部分。


6.下書きを作成しますか?

⇒作成する。


7.下書きをする場合はどのような形式ですか?

⇒パソコンのメモ帳で打って、時間がなければスマホへ送ってスマホのメモ帳で続きを書く。前は箇条書きだったけど文章としての繋がりや似たような表現・文末の連続を防ぐために、今はそっくりそのまま紙に書き写せばよいような文章にしている。


8.下書きまたは手紙の文章を考えるタイミングはありますか?

⇒下書きをしているときに『考える』『入力する』『推敲・訂正する』をリアルタイムで。概要みたいなものは通勤中とか。


9.下書きまたは本書きの履歴は残っていますか?

⇒推し始めて半年後の分から(=下書きを始めてから)は全て残っている。


10.便箋に文字を書くタイミングは決まっていますか?

⇒昼休み、遠征前夜、あるいは当日の早朝夜行バスで着いてからカフェで。一番多いのが当日朝。意外と時間があるので、時間潰しにもなる。


11.手紙を書きながら予定していたことより文章が増えることはありますか?

⇒めちゃくちゃ長いので、むしろ減らすことの方が多い。書き出すと不要だったりもっと端的に書ける言い回しに気づいて、修正してから書く。でも増えることももちろんある。


12.時節の句や締めの句など手紙の様式に沿った書き方を心がけたりしますか?

⇒時候の挨拶とまでは堅苦しくないけど、季節に合った書き出しはする。本番期間中の2通目や3通目などは、季節の言葉の代わりに公演に関してのことを書く。

 

 直近の手紙の書き出しは「推しくん、こんにちは!寒の内、一年で最も寒い時期ということで本当に凍てつくような厳しい気温が続いていますが、お変わりないでしょうか?」だった。前の手紙から約10日後に事務所へ郵送したやつ。


13.書かないように気を付けていることはありますか?

⇒「頑張ってください」という言葉は書かない。推しくんは常に頑張っているので私が言うことじゃないし、頑張ってくださいという気持ちは別の言葉で伝えられるので、言い換える。あと、ストレートな言葉で批評はしない(したいと思ったことがあまりないけど)。何事についても柔らかく、ポジティブな言葉にする。


14.これは必ず書いているということはありますか?

⇒書き出しは必ず「推しくん、こんにちは!」。最初の段落で、この手紙の内容が何についてなのかを先に書いて、そこから本題に移る。内容についてだと、演じた役についてどういう風に見えたか&特に自分が好きだったところはマスト。同一公演2通目以降は、初見との感じ方の変化や舞台全体の話、日替わり要素などがあればそこについて言及。文末には「ここまで読んでいただいて、ありがとうございました!」。あとはよく劇場の話もする。


15.宛名に「~~へ」や「Dear」、「To」などは書いていますか?

⇒書かない。宛名はフルネーム+様で固定。


16.手紙本文の書き出しで名乗りますか?

⇒名乗らない。名乗ると書き出しをどう形にしたらいいか困る(?)。


17.手紙本文の書き方は敬語ですか?

⇒敬語だけど、話し言葉も使う。文章としては完全に敬語で、でも堅苦しくはならないように柔らかさを心がける。ら抜きやい抜きがないか、できるだけ細かくチェックする。


18.手紙の中に推しの名前はどれくらいの頻度で出てきますか?

⇒多分わりとたくさん出てきている、んじゃないかな……(笑)。言いやすい名前なので、頭の中で会話をするように文章を組み立てるタイプの私はついつい名前を出しがち。


19.手紙の中に好きという単語はどれくらいの頻度で出てきますか?

⇒「推しくんが好きです!」とかはあまり言わない。

「今回この舞台で○○をされていて、改めて私は推しくんの○○なところが○○だから好きだなあと思いました」

とか、そういう感じでなら使う。どちらかというと、仕事の感想では『魅力的』『素敵』『目を奪われた』『惹かれた』、本人に対してなら『(内面的な要素に対して)かっこ良い』『尊敬している』『眩しい』とか、そういう言葉がよく出てくる。


20.手紙の中に必ず入れてしまう自身の癖のような文章はありますか?

⇒推しくんのことを人間的に尊敬している、推しくんみたいな人間になりたいというようなことをしょっちゅう書いてしまうので、ある意味で何より重くてやばい手紙になっていると思う(笑)。


21.便箋にページ番号は振っていますか?

⇒一時期振ろうとしたけれど、2~3回目で忘れて以降はやめた。


22.本文最後に自分の名前以外に書いていることはありますか?

⇒住所、リプ垢の名前、あとはアイコン(自撮りじゃない)のシールを自作して貼っている。自己顕示欲というよりは、手紙であれSNSであれ、推しくんに宛てた自分の言葉に責任を持ちたいから。最初はアカウントを書いていたけれど、ツイッター以外でもすべて同じ画像をアイコンにしているので、「このアイコンはすべて私ですよ」という気軽な名乗りの意味でシールを貼る。推しくんが「ああ、あの変なリプライ(コメント)はこいつね」と、ある意味サラッと流してくれたらありがたい!


23.最推し以外に手紙を書くことはありますか?

⇒たまにある。


24.最推し以外への手紙の頻度はどれくらいですか?

⇒頻度的にはとても少ない。シリーズものなどで、この人には楽しませてもらったことへのお礼を言いたいなと思ったとき。レターセットで1~2枚にサラッと下書きなしで。


25.下書きを読み返すことはありますか?

⇒同じ舞台公演の感想を書くときは、前回何を書いたか確認して被らないようにする。たまに推しくんと出会った舞台で出した下書きや、自分で一番会心の出来だと思っている分を読むと、手紙が書きたくなる。ただしとっても小っ恥ずかしい。


26.読み返した下書きについて手紙や別の形で推しに報告することはありますか?

⇒下書きについて、はないかなあ……?手紙そのものに対してならある。

 

27.手紙を書いている上で自身が変わったなと思うことはありますか?

⇒自分がこれまでの人生で身につけた語彙の使い方が間違っているのが結構あったので、電子辞書をチェックする癖がついた。あとは単純に語彙力も増えたし、推し事に関係ない何事においても自分なりの意見や感想を持つことを今まで以上に心がけるようになった。

 

28.手紙について推しから言及されたことはありますか?

⇒封筒についてなら、「ほんま、いつもめっちゃ器用やんなあ。可愛く飾ってくれてるの見ると嬉しい」と言われたことがある。内容に関して直接言及されたことはないけれど、推しくんは自分で「文章を書くのが苦手」と言っていて普段から自分の仕事に関してあまり深く考えを明かしたりしない(できない?)ので、そんな推しくんが私を見るなり「手紙読ませてもらってるからねっ!」と向こうから食い気味に言ってくれるのが、精一杯こっちに返答してくれている気がして可愛いしとても嬉しい。

 

29.手紙に書けないけど伝えたい想いはありますか?

⇒君のオタクの中で一番君の過去のブログやツイートを覚えて知識にできている自信があるよ!できるだけ早く幸せな結婚をしてください!もしくは私と結婚して!(笑)。

 

30.自分の手紙と推しについて語りたいことをどうぞ

⇒封筒を開けるのが面倒だったらごめんね!いつも無駄に長くてごめんね!褒めちぎってるのは本心で、嘘偽りなく君のことを尊敬しているよ!読みたくなければシュレッダーなり燃やすなりしてくれていいからね!何か一文だけでも、君へのありがとうの気持ちを支えとしてお返しできていたら嬉しいな!!

 

 

 

以上です!お手紙の話は好きですね〜。前にもチラッと触れましたが、お手紙は無償の愛の奉仕だと思います。『好きの反対は嫌いじゃなくて無関心』だとも言いますが、本当にその通り。好きと嫌いは意外と近しいところにあって、ふとしたきっかけで混じり合ったりすることもある感情です。

 

そもそもお手紙を書く、書きたい、という感情そのものが、とんでもなく美しいものだと私は思います。言葉にして伝えたいという気持ちの中でも、一番手間のかかる行為ですもん。SNSのコメントの方が楽だし、接触イベントのときに声に出して言うのは(緊張に打ち勝てれば)ある意味もっと楽。だから今時、手書きで想いをしたためる行為そのものが一つの愛の結晶だし、手紙の書き方一つをとっても愛情の度合いは伝わるんじゃないかと思っています。特に、私の推しくんはとても良い子なので(自慢)。

 

 

ただし、自分がそうかと言われたら違う気しかしませんけどね!!推しくん、いつも奇妙奇天烈で無駄に長い手紙ばっか書いて本当にごめんね!!!

 

 

 

 

 

個人の疑問で、アンケートを設置しています。しばらく実施している予定なのでお答えいただけると嬉しいです〜!

docs.google.com

 

 

 

 

 

*1:推しくんは役に入り込むタイプというよりも、役を自分の懐へ引っ張り上げてくるタイプだと思います

月一は生で推し分補給させてください(+アンケート&コメントお礼)。

先日書いた記事ですが、ストリップ学園が見たかったという部分に結構な数のピンポイントスターをいただいていて、余計にストリップ学園への想いが加速しました。私もパンツやブラを振り回して紙テープ投げ込んで好みのストリップ嬢にささやかながらおチップをねじ込みたかったです。お話も良かったとの評判ですし、あれこそ生で観劇しないと面白くない舞台の代名詞でしょうね。観てないけど。余談ですが、もしもあれに推しくんが出演していたらと考えてみたら死ぬほど似合わなかったので(主に体格的な意味で)、麗しい嬢を演じきられた出演者の皆さんは本当にすごいなあとしみじみ感じています。実は友達の推しが出ていたのですが、あの期間の自撮りがのきなみエッチ(良い意味)でドキドキしていました。

 

あと、嬉しいことがありました。しばらく推し事はないかと思っていましたが、どうやら来月も何かしらあるようです。月に一度は推しが見たい!じゃないと心が栄養失調になる!!というわがままなオタクである私は、来月うっかり死ぬかもしれませんでした。良かった、推しが私にまだ生きろと言っている。推しに関してならフットワークは羽毛より軽い地方のオタクは、交通やら宿泊を手配するスピードなら自信があります。楽しみにしてるね!今すごく嬉しいから、やっぱりバレンタインはチョコ以外も送りますね!!*1

 


さて今日は、前々から気になっていたことに関してのアンケートを作りました。

 

docs.google.com

 

若手俳優のオタクをしている人が推しの仕事歴についてどう考えているのかが前から聞いてみたくて、アンケートを作りました。単なる個人の興味です。ある程度の数の回答が集まればアンケートに基づいた記事を書くかもしれませんし、数が集まらなくてもこういうテーマの記事はいつか書くかもしれません。しばらくは更新の際にリンクを埋め込んでいると思うので、お時間のある方がいらっしゃいましたら答えていただけると嬉しいです。そしてちょこっと周りに広めてもらえると、なおさら嬉しいです。

 

 

 

 

 

▼コメントいただいた方へ
非公開希望とのことなのでこちらから。まずはコメントいただきありがとうございます!色々と共感していただいたようで、人から感想をもらうのが大好きな私はめちゃくちゃニヤニヤしております。
そして、大きな一歩を踏み出されることを祝福させてください。すごいなと思いますし、とてもかっこ良いです。もしもこれをご覧いただいていましたら、一歩踏み出すに至るまでどのように事柄を進められたのか簡単にで構いませんので教えていただけますと、すごくすごーーーーく参考にさせていただきます!(笑)。
お互いに楽しい推し事ライフを送りましょう!ありがとうございました!!

 

 

*1:こういう自己満足な無駄遣いをやめればちょっと興味のある舞台に行けるのでは?とも思いつつ、どうせ貯めておいても推し関連に消えていく未来があるだけ

推しが出ていないけど面白そう舞台、が遠い。

ここ最近、比較的暇なのに時間の使い方が下手くそすぎてすぐに就寝時間を迎えています。推し事落ち着いてるんだけどなあ、逆にそれがやる気を生まないというか。今年はちゃんとストレッチを習慣化するという目標を決めたのに(これもまた低レベルな話だな)、まったく続いておりません。

 

世の中こんなにも若手俳優やら地下アイドルがいるんだから、どっかの事務所がオタクの健康な生活を導くアプリとか作ってくれたらいいのに、って思います。配信してほしい時間を設定すると、その時間に筋トレやストレッチの動画が自動で再生開始されて、全部見るとラジオ体操のスタンプ貯める感じでポイントがゲットできて、ポイントで画像とか色んなコンテンツが見られる。毎月頑張っている人向けにリアルイベントも実施すれば、有料でも普通に行く。事務所単位でやれば個人への仕事負担(映像撮影の)はあまり大きくないんじゃないかなってところまで妄想しました。推しくんの事務所、どうですか。ストレッチ映像をまとめたDVDを売れば買うし、コラボウェアだってよっぽどダサくなければ買うよ。オタクは誰かに励まされたり褒められたりすると(特にそれが推しだと)めちゃくちゃ努力できる生き物だと思うんです。最悪推しじゃなくても、知ってる俳優がやるなら試してみますし。転職じゃなくて起業してこの事業始めようかな~~ってくらいに欲しいです、私が。

 

 

今日ブログで書きたいなって思ったのはこういう話じゃなく*1、地方に住んでいて思うちょっとした悲しみやら羨ましさの件についてです。

 

東京から遠い地域に住んでいると、観劇にはどうしても制約が出てくると思うんですよね。それは時間的なことだったり、交通費・宿泊費的なことだったり、住んでいる場所や仕事・在学状況によって様々です。観劇の中でも2.5次元でも人気のあるコンテンツだと地方公演があったり、ライブビューイングや比較的早い段階での配信なんかが充実してきてすごくありがたいです。需要があるとそれだけ、供給も多岐にわたるってこういうことだと実感しています。

 

ただ、舞台の大半はそうじゃないんですよね。2.5次元でも東京公演のみな作品は多いですし、いわゆる若手俳優が出演するようなオリジナル作品は、かなり大きなシリーズだったり何かしらの縁があるもの以外は基本東京公演だけということがほとんどです。ハコ、動員、人件費、色々な要因があるでしょうし、今後も現状から大きく変わることはないと思います。こないだの情熱大陸でも関連するような言及がありましたが、舞台は決められた時間に決められた場所に出向いて初めて成立する娯楽です。目の前でリアルタイムに展開されることが最大の魅力だと個人的には思いますし、一方でそれが舞台の最大の弱みでもある、という現実があって。一部のコンテンツでは時間や空間の制限が取り払われつつある*2一方で、ほとんどの作品はそうじゃない。その場に行かないと観ることができない、当たり前のようで結構大変なことです。

 

世の中に舞台作品ってめちゃくちゃいっぱいありますよね。ツイッターのタイムラインを見れば誰かしら観劇に行っているし、中には「友達の推しが出ているから観に行った」とか「評判になっているから観に行った」とか、そういうことも聞きます。特に評判になっているから観に行ったというタイプの作品は、始まるまではチケット完売には至らなかったけど後から当日券がにぎわうタイプのやつです*3

 

そういうのを見かけると、「あ~~いいな、気軽に行けるのって」って思います。推しくんのお仕事が落ち着いているときなんかは特に。

 

ここで言う『気軽』は、決して文字面そのままの意味ではないです。興味が沸いてもチケットを取らなきゃ始まらないし(友達が招待してくれる場合はラッキー)、会場には足を運ばなきゃいけないし、気軽とは言いつつそこまで気軽ではないと思います。なんか変な日本語ですね。

 

でもやっぱりメンタル面は文字通り気軽な気がします。「面白そうだな」⇒「行ってみよう」までの意思決定に支障が少ない。観劇にかかる純粋な時間と費用以外の負担が少なければ少ないほど、自分の感情が振れたその勢いで舞台を見られる。「推しと前に共演していた人が今やってる舞台、なんか興味沸いてきた」とか、逆に「今日めちゃくちゃ暇だ、お金に余裕はあるから何か舞台が見たい」にしても選択肢が何かしらある。観劇に対するハードルはやっぱり低いんじゃないかなと思います。

 

私は、推し事に忙しいときは、実は観劇のチャンスだと思っています。推しの舞台とマチソワするもよし、一日滞在を伸ばすもよし、推しのことは見られるだけ見たい性質なので推し事との調整も難しいことだったりしますが、あくまでも推し事で遠征をするという軸があるので出費が増えることも許容範囲内です。気になる作品と時期が被るのはある意味だとすごくラッキーです。もしくは推しが出ていなくてもこのシリーズは!この作品は!っていうものに関しては普通に遠征スケジュールを組みますし、あんまり後悔はしないです。一番厄介なのはさっきも書いた『舞台が始まってから評判になった作品』で、特にそれに対して元から少し興味があったりすると(でも遠征を決意するまでには至らなかった)、東京までの距離の遠さを物理的にも精神的にもひしひしと感じるタイミングになります。いきなり今週末遠征、とかになると計画的に進めるより高くつくのがかなり痛いです。私は!!ストリップ学園が見てみたかった!!!!!観に行った人の感想を見るたびに唇を噛んでいます。

 

地方在住オタク、推しにはフッ軽だしメンタルも軽いけど*4、それは推しだからっていうのがとても大きいと思います。ありがちな質問で趣味を聞かれたら「舞台観るのとか好きですよ」と答えますが、実際は舞台≒推しの出演作のことであって、恐らく質問者が受け取る舞台観劇とはかなりイメージにずれがあるわけで。だから舞台観劇が趣味だと言うのは間違っているよなあと感じることも多いです。あくまでも推しが輝いているのが見たいわけで、様々な舞台を観て意見や感想を述べられるわけじゃない。でも私を舞台の世界にに引き込んだのは、きっかけは好きな漫画の舞台化であり、その趣味を継続させているのは推しであり、今後どうなるのかは知りませんが今の私には『推し』と『舞台観劇』はほぼイコールです。単推しで二推しがいないから*5、余計にそうなのかもですが。有限な趣味に割けるお金の中で、興味はちょっとあるけれど推しが出ない舞台作品の優先順位はどうしたって低くなりがちです。舞台のチケット代以上の交通費、少しの興味に対してまで発揮していたらとても身が持たない。

 

まあ地方在住な以上どうしようもないことですし、趣味を変えるか、一大決心で転職して引っ越すか、もしくは推しの出演作以外に一切興味を示さないかのどれかを選ぶくらいしかできないですね。もちろん、都内の一人暮らしにかかる費用と昨今の転職及び給与事情、現状私がスキル職ではないことを鑑みても、もし都内で一人暮らしをしたからといって推し事にかかる費用が安くなるとは言い難いです。めちゃくちゃ給料がもらえて楽な仕事があるとかなら話は別ですが、交通費や宿泊費が減っても生活費がその分増加するわけで、金銭面に関して気軽に色んな作品へ足を運べるかどうかは不明ですし。もちろん物理的距離はすごく縮まりますけど。

 

でもそれでも、転職を考えるのはありかもしれない、とも思っています。理由は趣味以外のこともあるんですが、人生一度きりですしどこかのタイミングで首都圏に住んでみたいじゃないですか。馬鹿丸出しの発言ですけれど、自分がやりたいのなら踏み込んでみることの大切さは推しくんが身をもって教えてくれました。いや推しくん、君の俳優としてのスタートの切り方はわりとレアな気がするし、それで君が今俳優として立場を確立しつつあるのは、君自身が人との出会いや繋がりを大切に大切にしているからこそなんだと思うよ。そういうところは本当に尊敬しているし、たとえ君がいつか俳優という仕事をやめるときが来たとしても、君はご縁や友人関係に恵まれるんだろうなって確信しています。

 

 

あ~~本当に、誰かどこでもドアか姿くらまし・姿現しか、もしくはギリギリ現実的なところでうちの実家と土地をぶっこ抜いて光が丘*6あたりに移植してくれないかな~~!!!

 


余談ですが、推しくんは自分のスケジュールが空いているときはわりと共演経験者や同じ事務所の仲間が出演している舞台を観に行くタイプです。若手俳優の関係者観劇って色々理由があるんだと思いますが、推しくんが感想を呟いたりすると「私もそれが見てみたい……」ってなります。実際は、今後地方公演やライビュ・配信の予定がある2.5じゃなかったりするとほぼ無理ですが。

*1:いつも推しくんへの手紙が長いのは導入部分が下手くそなせいも絶対ある

*2:映像での観劇を『観劇』だと呼ぶ呼ばないの議論もあるようですが、私は観劇だと思います。特にライブビューイングとネット同時配信の視聴は

*3:きっと私が俳優で、あるいは制作スタッフでそういう作品に関わったら気持ち良いんだろうなって思います

*4:そうじゃないと若手俳優のオタクなんてやってられない

*5:推しと共演してくれたら幸せになる人は何人かいるけれど、その人の仕事を追ったりはしない

*6:コロモンVSパロットモンがめっちゃ好きです。デジモン無印が私の原点中の原点

深みにはまり始めた推し事ビンゴ、作りました。

タイトルそのまま、『深みにはまり始めた推し事ビンゴ』なるものを作りました。

 

bingo-maker.net

 

経験があるものにはYES、ないものにはNOで答える全24問です。

 

全通当たり前、最前当たり前のガッツな人には退屈なビンゴだと思います。あと茶の間な人も面白くない。オタク歴や住んでいる場所に関係なく、明るく楽しくオタクしていたら「いつの間にか私深みにはまってきたんじゃないか……?」を確認するビンゴです。どちらかというと2.5次元に出ている俳優さんを応援している人向けかも?

 

気が向いたらブログのネタにでもしてください。

 

 

 

ループを『普通のこと』だと捉えないでいて。

推しくんのツイッターはわりと突拍子もないことを呟いたりするのですが、彼を推し始めてから単語の前後を汲み取って何について言っているのか目途をつけてリプライをするスキルがついたような気がします。公演期間中は普通なのに、それ以外のときのギャップよ。どうなってるんだ一体。まあでもそれも推しくんの魅力の一つですね。単にお馬鹿さんなのか計算なのか判別がつかないだけ、とも言えますが。

 

若手俳優カテゴリの記事、過去の有名なものって結構何度も読み返しちゃうタイプのオタクです。オタクがそのときのパッションをぶつけた文章って、内容の古い新しいに関係なくなんかすごく濃縮されたエネルギー体って感じがして好きなんです。残留思念的なね。オタクのアブセント・シルエット*1

 

それでザーッと読んでて、接触系イベントについて少し前に悩んだことを思い出しました。


接触現場には二種類ありますよね。ループができる現場と、そうでない現場です。

 

何かの販売記念イベントにおける若手俳優の接触って、どっちのパターンが多いんでしょうか。私の体感だと最近はできない現場が増えているイメージです。例えばカレンダー発売イベントだと、1部2部3部とあって各部でお渡し会に参加することはできるけど、1部で10回渡してもらうのは無理的な。こういうのはループではないと思っているのでできない現場ってことになりますが、あくまで私の知っている若手俳優の界隈ではそのスタイルが主流なだけかもしれません。今回は自分が対象の商品を購入した分推しくんから手渡し(という名前の接触)を受けるパターンの話です。

 

接触ループの回数の決め方って、人それぞれですよね。

 

予算や回数をあらかじめ設定する人、鍵閉めを取るために全力を注ぐ人、ループはしないと決めている人、色んな人がいるはずなんですよね。そういう違った考えを持った人たちが推しとのつかの間の1:1の時間を得るためにズラッと整列している光景って、冷静に考えるとすごく不思議というか、まあ日常あり得にくい状態だよなあっていつもしみじみします。

 

皆さん、接触の回数ってどう決めてますか?

接触の回数っていつも悩むんです。ですけど、結局正解がないから苦しいんですよねきっと。

 

カレンダー然り、CDやDVD然り、実用という点では1セットあれば充分。オタクあるある*2な保存用だって1つで事足りる。だったら、それ以上のお渡しされるアイテムには推しとの接触のおまけって意味合いしかないって思うと、どうしたらいいんだろうなって分からなくなってきます。しがない地方の一般OLなのでべらぼうな数を積んだりはできませんし、そもそもするつもりもありません。一番になりたいわけじゃないですし、何よりも3回目以降のお渡しの意義が会話にあるとしたら、10回とか超えると重い(気持ち悪い)話を絶対に持ち出しちゃう気がします。それって推しくんからしたらめっちゃ怖いだろうなって思うわけです。考えただけで恐ろしいな、自戒自戒っ。

 

でもああいうのって人気の指針でもあり、恐らくですけど本人へのインセンティブでもあるわけで*3

 

個人の場合もありますが、最近ってグループ的な売り方も増えてるじゃないですか。地下の流れが逆輸入でもしてるんですかね?もしくは同時開催的なやつ。事務所単位とかで数人が一緒に実施しているのを見かけることも多くなってきました。カレンダーというよりは円盤系、もしくは地下のチェキに多いのかもしれません。ああいうところだとメンバー内で誰がどれだけお渡し実績をあげたかって絶対チェックが入ってるでしょうし、それが今後の推しの立場や売り方を決めるんだろうなって思うとオタクは試されているなあってすごく思います。

 

そういう方面から考えると、そんなに健全な(やばくない)話のネタがなくてもループを重ねるべきなのかって考えてしまうのがオタクだと思うというか、私がそうなので他にもそういうオタクがいると信じたい……。

 

恐らくですが推しくんの事務所も、渡した分だけ本人に入るお金があるっぽいです。だとしたら普段から「推しくんに現金をプレゼントしたい」とか口癖みたいに言っている人間は、接触用にお金を貯めてドカッと使うのが一番その理想に近いんじゃないかって思います。それこそ自己満足なプレゼントを買って押しつけるよりも、より確実な気がします。


だけど、でも、プレゼントをあげるのも好きなんです。ちなみにお花を出すのも好きなんです。(オタク心の訴え)

 

これが石油王なら悩まずに済みますが、私みたいな一般人には取捨選択が求められます。自分の好きにしろっていうベターな回答は知っていても、どうしてもベストを知りたくなるものなんです。自分が推している相手はどれを一番喜ぶのか。「お渡し会いっぱい来てくれたら嬉しい」のか「プレゼントで使えるものもらえたら嬉しい」のか。答えが出ない、もしかしたらないかもしれないことをグルグルと、考えに考えてお金を使っていくのが楽しくもあり悩みでもあります。

 

前に推しくんが参加する商品お渡しという接触(ループ可)イベントがあったとき、私は当初10回の予定で最終12回になりました。話したいことをある程度まとめていって、予算的にもまあそれくらいかなって目途を立てて。それが10回で収まらなかったのは、10回目のときに推しくんと顔を合わせた瞬間考えていた内容が吹っ飛んで、それを察知したらしい推しくんが向こうから話しかけてきてくれたということがあったからです。個人的に納得ができなかったので消化しきれなかった分を追加購入で賄って、私の接触は終了しました。推しくんはとても優しくて、随所に心配りができる良い子で、多分私のことはちょろいオタクだと思っているでしょうがそれで構いません。とりあえずとても楽しかった!!!私以上に積んでいる人も何人かいましたが、それ自体には嫉妬とかそういう感情もありません。満たされた気分で、東京駅から帰路につきました。

 

でもこれがループ可能な現場の怖いところで、後から「これも話したかったな」っていうことがほぼ確実に出てくるんです。そうすると、自分の決めた回数が少なかったんじゃないかってしんどくなってしまう。でも例えばあと2回増やしたからといって、そのときに今思い出したことを推しくんに聞けていたかどうかといわれたら自信はない。こういうときにプレゼントor接触ループの二者択一思想が脳内で渦巻きます。答えなんてないのにね!ああ困った!!

 

推しくんはそこまで機会が多くないので、今度いつそういう現場が訪れるかはわかりません。次に機会があったなら、私はどうするでしょうか。推しくんに聞いてみる?それが一番やばいやつだってことだけはなんとか自覚しています*4


答えがない、というかもう出ていることをここまでダラダラと書いてしまいましたが、接触やループに関して私が望むことが一つあります。ずばりそのまま、タイトルの通りです。

 


推しくん、どうかループを『普通のこと』だと捉えないでいて。

 


他人にとやかく言える立場じゃないですし、弱小オタクの僻みだと言われたらそれまでです。だけど、推しくんには普通の感性のままでいてほしいと願ってしまいます。推しくんは若手俳優っぽくない一般人的な感覚のところが結構あって、私はそこがすごく好きです。たまたま演じることを仕事にしていて、それは他人に評価されやすい。好意を向けられることも多いし、その結果として好意を物理的な何かで受け取る機会がある。だけど、その量や回数を『あること・回数を重ねることが普通』だと思わないでほしいと思っています。いくつも同じものを受け取りに来るオタクがおかしいんだよ、商品としては1回で充分で(あるべきで)それ以上は普通なら過剰なんだよって、その感じ方を持ち続けてほしいんです。

 

わーほんと私何様だよって感じなんですが、色々な推しくんの言葉を見るに今のところ彼は上記のような思考を持ち合わせていないようです。もしかしたら持っているのかもしれないけれど、少なくとも見せてはいない。基本的に高い買い物もしないし、プレゼントも多用はしない。変に若手俳優ぶっていないところは推しくんの魅力の一つだと思っています。

 

だからこれからも、今のままの普通の感性を持った推しくんでいてください。お金を支払った分だけ、10回なら10回分、100回なら100回分の君らしい対応を望むけれど、「あの子はたくさん積んでくれるから好き」とか、そういう判断を下さないでいてほしいなってわがままを言います。

 

 

どうかこれから先も、今みたいに美しい君の心を尊敬させてね。


してない(ように見える)からこそ、今後も変わらないことを願う。少ないわけじゃないけれど、多くは積めないオタクのわがままです。

 

 

 

まあ、私が言わなくても推しくんはそんなことしないって信じてるから!全員に対して等しく丁寧であろうとする、そういうところが大好きだよ!!!(この結論は最初から見えていました)

*1:KH大好きですが、ああいうバトルと移動が同じフィールド上で行われるゲームは操作が下手くそすぎてできません

*2:世間では少数派な思考回路だけど、オタクでは多数派

*3:お渡しした枚数×いくら的な。個人ブロマイドの売上より現実的

*4:どうせ聞いたところで向こうに困惑とマイナスな感情しか与えないから!そして確実に気を使わせる

頭が悪いオタクが嫌いなので、同担自衛という概念を推して参る。

先日の推しくん宛の手紙は無事に郵便局のお兄さんの手に渡りました。よく行く郵便局のお兄さんたち、なぜか軒並み顔面偏差値が高い。というか、ラケットを振る王子様達(2nd)に似ている人が多すぎ事案です。ここが都内なら、リアルにバイト説もあるのかもしれない。郵便局でバイトする推しくん、想像したらちょっと可愛いかもしれないです。あの紺色の制服を着てゆうゆう窓口に立つ推しくんがいたら、無駄にレターパックプラスとか買いそう。当方仕事の制服オタの気あり。*1

 

今日も今日とて暇なので、バレンタインギフト特集を眺めつつブログを書くことにしました。今日は私が勝手に作って一人で使ってる『同担自衛』という概念について書こうかなと思います。

 

よく同担拒否って言うじゃないですか。同担を拒否するから同担拒否。自分の推しくんを応援している他のファンの存在を受け付けないって考え方ですね。

 

個人的には同担拒否って別に変なことではないと思っています。というか、私も若干その気があるので、それに気づいてからはそんなに特殊な事例じゃないぞって考えを改めました。どちらかというと、同担拒否という言葉の中には階層があって、自分がどの程度の同担拒否なのかということを把握した上でオタクライフを過ごすことが大切なんじゃないかと思います。

 

以下、同担拒否の程度について、個人的感覚でざっくり分けてみます。

 

 

①同担は全て無理。
いわゆる文字通りの意味での同担拒否ですね。最も激烈なやつ。相手がどんな人物であろうと、自分と同担という時点でその存在が受け付けない。このタイプの同担拒否の人は、孤高の一匹狼って感じで強くたくましくオタクをしている人が多い印象です。というか、そうじゃないとオタク活動が成立しません。
 
②特定の同担が無理(顔の判別がつく)。
同担で「あの人が無理」と、顔やSNSのアカウントがはっきり指定できるタイプの同担拒否です。自覚なしの人も含めて、この同担拒否思考の人は意外といるんじゃないかと思っています。その人が無理な理由は妬みや恨み*2や、もしくは直接何かでバトルしたのかもしれません。このタイプの同担拒否の人は、その無理な相手以外の同担とは広く付き合っている印象です。なんとなく。
 
③特定の同担が無理(不特定多数に対して)。
同担で自分とスタンスが合わない人を、顔見知りであるかないかに関わらず拒絶するタイプです。目に見えない相手も考え方の不一致で嫌う同担拒否。例えば「接触歴をツイプロに全部記載するオタク無理」とか「リプライ用アカウントを自分の後ろ姿にしてるオタク無理」とか、そういうところから同担を拒否する感じ。この同担拒否の場合、同担以外でも自分が受け付けない要素を持つオタクのことは嫌っている気がします。同担との付き合いは気の合う少数と深く、っていうイメージ。
 
 
なんとなくですが、3つに分類してみました。多分同担拒否の人って、限りなく②か③の人が多いんじゃないでしょうか。①の同担拒否の人には、オタク人生で1人しか出会ったことがないです。その人は推しのソロイベントの開催決定に対して「ソロイベントの開催はとても嬉しいけれど、それってつまりソロイベントをしても採算をとれるくらいには推しにオタクがいるってことだよね。死にたくなるな。あ、チケットを全部私が買えばいいのか。そしたら同担のこと見なくて済むし推しだってチケットの売れ行き気にしなくていいよね」と、ネタでもなんでもなく言ってのけました。①の同担拒否の人は、精神が強い。ただし脆い。
 
ちなみに私は③のタイプの同担拒否です。②も雰囲気も若干あるような気がするけど、それは気のせいだと思い込んでいます。
 
嫌いな同担がどんなのかって、一言で言うなら頭の悪いオタクです。ほぼ同義ですが不誠実なオタクも無理です。
 
具体例をあげるなら、ロビーでいきなり仲良し数人でくっついて自撮り動画撮影を始める*3オタク、着席している人に座席交換を持ちかけて無理強いしたり泣き出したりするオタク、自分でグッズ取引先を指定しておきながら迷子になる*4オタク、「行けないですけど頑張ってください」とリプライやコメントするオタク*5、#若手俳優好きさん繋がりましょう!的なタグでゆるふわぼやかしコラ画像を作って肖像権を侵害するオタク、自分の手に負えない量のペンライトを持って振った結果落として他人の後頭部にぶつけるオタク……、言い出したらキリがないですね(すべて実話です)。
 
上の例には他担のことも含まれています。とりあえず自分が無理だなって思ったことがいっぱいあって、それをまとめると最終的に出た結論が頭の悪いオタクなんですね。別に学力のことを言っているわけではないです。ただ、こういうところの頭の悪さって元を辿れば人間として未熟という点では学力不足も関係していると思います。要するに、知能指数の低い人間が嫌いなんですね。人間としての総合偏差値が50以下のオタクは無理です。できれば55は欲しい。そういう人って何か行動を起こすときに、冷静な第三者視点で自分のやろうとしていることが周囲に対して不快でないか・自分はその行動について責任を持てるかという思考を持てないので、結果として何かしらやらかすんだろうなって思っています。
 
ぶっちゃけた話それが推しくんに何かマイナスな影響を与えるかといえば、必ずしもそうじゃないことも多いと思います。ただ、変なオタクがいる俳優さんのことを私は可哀想に思ってしまうし、その人と共演をする=頭の悪いオタクが現場に来る=平穏な私のオタクライフが脅かされるっていう方程式が成立するので、やっぱり嫌です。同担にも使えるこの方程式、頭の悪いオタクがいると推しくんの健全なファン獲得と質の高い仕事獲得に影響が出かねないので(都市伝説かもしれないけど)、憐れむ立場にないことは分かりつつも可哀想で仕方がない。
 
じゃあこんなことを言っているお前はどうなんだよって言われそうですが、私はこの『頭が悪いオタクは嫌いだ』という思いを、自戒の意味を込めて大切にしています。頭の悪いオタクは嫌いだ、だから私はああならないでおこうって反面教師にしています。運営サイドが手をかけなきゃいけないオタクって、オタクをする権利がないと思うんですよ。ループできる接触でわざと休憩挟んで調整するとか、お見送りのときにわざと最後になるよう座席移動するとか、そういうのもナッシング。身勝手な行動はどうせ誰かが見ているし、それを運営に報告する人も絶対いる。すると余計なことに手間を取らせることになり、注意事項として明記された暁には界隈がギスギスする。結局全部因果応報になるんだから、できるだけその可能性をなくしたい。私の理想は手のかからない忠実な(≠盲目な)オタクでいることです。
 
そして最終的に、同担自衛というスタンスでいようと決めました。
 
同担から自衛する。意味合い的には同担拒否と変わらないようにも思いますが、同担拒否が攻撃性を孕んでいるのに対して、同担自衛は専守防衛です。自分が楽しくオタク人生を送るために環境を整え*6、ついやりがちな自分と同担との比較をできるだけしないように心を落ち着けて、自分と推しくんの間に余計なものを挟まない。オタクという生き物が相対評価されるのは重々理解した上で、自分の応援を自分で絶対評価しておく。浮かれすぎは厳禁だけど、変に卑下もしない。オープンなSNSではマウントになりかねないことは自重する。自分と推しくんの一直線な世界の中で、自分の応援はどうなのか客観的に考え、一歩立ち止まる心の余裕を持ちつつ対価を求めない敬愛を奉仕する。
 
誰かから強制されてやっているわけじゃないからこそ、自分で居心地良くすればいいと思います。もちろんできることなら厄介な同担は根こそぎ刈り取ってしまいたいところですが、現実的には無理。だったら許される範囲の中で、自分のユートピアDIYしてしまおう。そんなこんなで同担自衛をしています。こんな感じで生きていても同担の友達はいるし、ぼっちだってことはまあないです。推しくんの界隈そのものが比較的平和なこともあるかもですが、穏やかに生きられてるなって感じがします。
 
 
世の中にはたくさんのオタクがいて、誰しも一度は同担について考え、あるいは悩んだりしてるんじゃないでしょうか。同担自衛、意外と心が休まるかもですよ。アレンジ自由、自分のルールは公式の認める範囲と一般常識的な思考の中で自主制定です。
 
 
 
同担自衛、合言葉は「世界で一番君が好き!」(ただしこれは私の楽園の中での話であり、誰かの愛と比較して宣言するものではないとする)
 

*1:推しくんのバイトは派遣登録なんじゃないかと思っています。もしくはローソン

*2:自分より古参、新規のくせに声が大きい、ファンサをよくもらっている、親金のくせに、都心住みマウント、抽選で当たったサイン入りグッズ見せびらかし、積んだ枚数マウント……、ちょっと考えただけでオタクの同担を嫌いになる要素っていっぱいあるし、どれも冷静になって考えればすごくしょうもない。

*3:それを誰かの推しにタグ付けで見てもらうらしい

*4:こういうやつに限って連絡をしてこない

*5:お前に頑張ってと言われなくても若手俳優は仕事をします

*6:見たくないSNSはブロック、現場では視界に入れないように行動する、とかそういう行為全般

寒いとオタクのメンタルやられがち。

雪がすごいですね。関東方面の皆さんにおかれましては色々と大変かと思います。ぽたこの住むエリアは関東でも雪国でもないのに銀世界です。やばい、明日仕事に行かないかもしれない。上司に帰り際「明日朝出勤できないかもですね」って言ったら「無理しなくていいからね、出られなさそうなら無茶しないで」と言われました。


今、私の良心が悪魔と戦っています。



あー、寒いとオタクってテンションと一緒にメンタルも下がりませんか。私だけなのかな、なんだかマイナス思考です。


今の仕事は自由度高いけれど給料は安いし自立がまずできないな〜〜転職すべき?とか、推しくんへのバレンタインどうしよう甘いものばっかりになるからあえておせんべいとかあげようかな〜〜とか、プレゼントってエゴだしきっと邪魔だよな〜〜とか、私みたいな中途半端なオタクの存在価値とは?とか、いつまでオタクしてるんだろうな〜〜そろそろ婚活とかしなきゃいけないんじゃない?とか、そういうことをグルグル頭の中で回しては、簡単に答えが出ないのが答えみたいなもんだよなあって毎度同じ答えに辿り着いて終わります。


人生一度きりで、やりたいことや興味のあることはやる方が後悔がないと思うんです。


私は人生に安定と保守的思考を求めてここまで来ましたが、戻れるのなら2ヶ所変えたいところがあって、そこで今に至る選択肢を選んだことが果たして良かったのかと考えてしまいがちです。マイナス思考のときは、その選択を間違いだったと言いたくなるのが悪い癖です。


でもこれ、わりとオタクあるあるじゃないですかね?自分のターニングポイントを悪い方に考えちゃうの、雑に言うと病んでるってやつ。



まあ病んでても意味がないので、そういうときは無理やり突拍子もないことを言って頭をリセットしますが、最近はよく「あ〜〜推し結婚してくれ!」って言っているので、友達から憐れんだ目で見られています。いや本気じゃないから、推しくんにはもっとまともな人間とつがいになってほしいよ?できれば推しくんより賢くて、オタクじゃなくて、SNSに依存してない人!


すごいどうでもいい話を書いています。暇なんですね私、次の推し事まで遠いと家でのんびりする以外の行動を忘れてしまう。出会いは自分から探しに行くものだと思うんですけど、オタク女は推しと推しの仕事相手以外の一般男子にどうやったら(仕事以外で)出会うのかまじで知りません。誰か教えてほしい。



とりあえず早いところバレンタインの件と、今後もプレゼント(not消耗品)を続けてよいのかどうかはしばらくの悩みのタネであり続けそうです。もしも妙案がありましたら、どなたか教えていただけると嬉しいです。





ところで推しくんは雪が降って楽しそうです。彼にとっては珍しいものですからテンションが上がっているんでしょう。君4年前も同じことしてたよねっていうツッコミを密かに心の中でしました。怪我や風邪には気をつけて、貴重な銀世界を楽しんでおいでね。