ずぶとく長生き。

テンションだけはいつまでも若い地方組のんびりオタクの暇つぶしメモです。

頭が悪いオタクが嫌いなので、同担自衛という概念を推して参る。

先日の推しくん宛の手紙は無事に郵便局のお兄さんの手に渡りました。よく行く郵便局のお兄さんたち、なぜか軒並み顔面偏差値が高い。というか、ラケットを振る王子様達(2nd)に似ている人が多すぎ事案です。ここが都内なら、リアルにバイト説もあるのかもしれない。郵便局でバイトする推しくん、想像したらちょっと可愛いかもしれないです。あの紺色の制服を着てゆうゆう窓口に立つ推しくんがいたら、無駄にレターパックプラスとか買いそう。当方仕事の制服オタの気あり。*1

 

今日も今日とて暇なので、バレンタインギフト特集を眺めつつブログを書くことにしました。今日は私が勝手に作って一人で使ってる『同担自衛』という概念について書こうかなと思います。

 

よく同担拒否って言うじゃないですか。同担を拒否するから同担拒否。自分の推しくんを応援している他のファンの存在を受け付けないって考え方ですね。

 

個人的には同担拒否って別に変なことではないと思っています。というか、私も若干その気があるので、それに気づいてからはそんなに特殊な事例じゃないぞって考えを改めました。どちらかというと、同担拒否という言葉の中には階層があって、自分がどの程度の同担拒否なのかということを把握した上でオタクライフを過ごすことが大切なんじゃないかと思います。

 

以下、同担拒否の程度について、個人的感覚でざっくり分けてみます。

 

 

①同担は全て無理。
いわゆる文字通りの意味での同担拒否ですね。最も激烈なやつ。相手がどんな人物であろうと、自分と同担という時点でその存在が受け付けない。このタイプの同担拒否の人は、孤高の一匹狼って感じで強くたくましくオタクをしている人が多い印象です。というか、そうじゃないとオタク活動が成立しません。
 
②特定の同担が無理(顔の判別がつく)。
同担で「あの人が無理」と、顔やSNSのアカウントがはっきり指定できるタイプの同担拒否です。自覚なしの人も含めて、この同担拒否思考の人は意外といるんじゃないかと思っています。その人が無理な理由は妬みや恨み*2や、もしくは直接何かでバトルしたのかもしれません。このタイプの同担拒否の人は、その無理な相手以外の同担とは広く付き合っている印象です。なんとなく。
 
③特定の同担が無理(不特定多数に対して)。
同担で自分とスタンスが合わない人を、顔見知りであるかないかに関わらず拒絶するタイプです。目に見えない相手も考え方の不一致で嫌う同担拒否。例えば「接触歴をツイプロに全部記載するオタク無理」とか「リプライ用アカウントを自分の後ろ姿にしてるオタク無理」とか、そういうところから同担を拒否する感じ。この同担拒否の場合、同担以外でも自分が受け付けない要素を持つオタクのことは嫌っている気がします。同担との付き合いは気の合う少数と深く、っていうイメージ。
 
 
なんとなくですが、3つに分類してみました。多分同担拒否の人って、限りなく②か③の人が多いんじゃないでしょうか。①の同担拒否の人には、オタク人生で1人しか出会ったことがないです。その人は推しのソロイベントの開催決定に対して「ソロイベントの開催はとても嬉しいけれど、それってつまりソロイベントをしても採算をとれるくらいには推しにオタクがいるってことだよね。死にたくなるな。あ、チケットを全部私が買えばいいのか。そしたら同担のこと見なくて済むし推しだってチケットの売れ行き気にしなくていいよね」と、ネタでもなんでもなく言ってのけました。①の同担拒否の人は、精神が強い。ただし脆い。
 
ちなみに私は③のタイプの同担拒否です。②も雰囲気も若干あるような気がするけど、それは気のせいだと思い込んでいます。
 
嫌いな同担がどんなのかって、一言で言うなら頭の悪いオタクです。ほぼ同義ですが不誠実なオタクも無理です。
 
具体例をあげるなら、ロビーでいきなり仲良し数人でくっついて自撮り動画撮影を始める*3オタク、着席している人に座席交換を持ちかけて無理強いしたり泣き出したりするオタク、自分でグッズ取引先を指定しておきながら迷子になる*4オタク、「行けないですけど頑張ってください」とリプライやコメントするオタク*5、#若手俳優好きさん繋がりましょう!的なタグでゆるふわぼやかしコラ画像を作って肖像権を侵害するオタク、自分の手に負えない量のペンライトを持って振った結果落として他人の後頭部にぶつけるオタク……、言い出したらキリがないですね(すべて実話です)。
 
上の例には他担のことも含まれています。とりあえず自分が無理だなって思ったことがいっぱいあって、それをまとめると最終的に出た結論が頭の悪いオタクなんですね。別に学力のことを言っているわけではないです。ただ、こういうところの頭の悪さって元を辿れば人間として未熟という点では学力不足も関係していると思います。要するに、知能指数の低い人間が嫌いなんですね。人間としての総合偏差値が50以下のオタクは無理です。できれば55は欲しい。そういう人って何か行動を起こすときに、冷静な第三者視点で自分のやろうとしていることが周囲に対して不快でないか・自分はその行動について責任を持てるかという思考を持てないので、結果として何かしらやらかすんだろうなって思っています。
 
ぶっちゃけた話それが推しくんに何かマイナスな影響を与えるかといえば、必ずしもそうじゃないことも多いと思います。ただ、変なオタクがいる俳優さんのことを私は可哀想に思ってしまうし、その人と共演をする=頭の悪いオタクが現場に来る=平穏な私のオタクライフが脅かされるっていう方程式が成立するので、やっぱり嫌です。同担にも使えるこの方程式、頭の悪いオタクがいると推しくんの健全なファン獲得と質の高い仕事獲得に影響が出かねないので(都市伝説かもしれないけど)、憐れむ立場にないことは分かりつつも可哀想で仕方がない。
 
じゃあこんなことを言っているお前はどうなんだよって言われそうですが、私はこの『頭が悪いオタクは嫌いだ』という思いを、自戒の意味を込めて大切にしています。頭の悪いオタクは嫌いだ、だから私はああならないでおこうって反面教師にしています。運営サイドが手をかけなきゃいけないオタクって、オタクをする権利がないと思うんですよ。ループできる接触でわざと休憩挟んで調整するとか、お見送りのときにわざと最後になるよう座席移動するとか、そういうのもナッシング。身勝手な行動はどうせ誰かが見ているし、それを運営に報告する人も絶対いる。すると余計なことに手間を取らせることになり、注意事項として明記された暁には界隈がギスギスする。結局全部因果応報になるんだから、できるだけその可能性をなくしたい。私の理想は手のかからない忠実な(≠盲目な)オタクでいることです。
 
そして最終的に、同担自衛というスタンスでいようと決めました。
 
同担から自衛する。意味合い的には同担拒否と変わらないようにも思いますが、同担拒否が攻撃性を孕んでいるのに対して、同担自衛は専守防衛です。自分が楽しくオタク人生を送るために環境を整え*6、ついやりがちな自分と同担との比較をできるだけしないように心を落ち着けて、自分と推しくんの間に余計なものを挟まない。オタクという生き物が相対評価されるのは重々理解した上で、自分の応援を自分で絶対評価しておく。浮かれすぎは厳禁だけど、変に卑下もしない。オープンなSNSではマウントになりかねないことは自重する。自分と推しくんの一直線な世界の中で、自分の応援はどうなのか客観的に考え、一歩立ち止まる心の余裕を持ちつつ対価を求めない敬愛を奉仕する。
 
誰かから強制されてやっているわけじゃないからこそ、自分で居心地良くすればいいと思います。もちろんできることなら厄介な同担は根こそぎ刈り取ってしまいたいところですが、現実的には無理。だったら許される範囲の中で、自分のユートピアDIYしてしまおう。そんなこんなで同担自衛をしています。こんな感じで生きていても同担の友達はいるし、ぼっちだってことはまあないです。推しくんの界隈そのものが比較的平和なこともあるかもですが、穏やかに生きられてるなって感じがします。
 
 
世の中にはたくさんのオタクがいて、誰しも一度は同担について考え、あるいは悩んだりしてるんじゃないでしょうか。同担自衛、意外と心が休まるかもですよ。アレンジ自由、自分のルールは公式の認める範囲と一般常識的な思考の中で自主制定です。
 
 
 
同担自衛、合言葉は「世界で一番君が好き!」(ただしこれは私の楽園の中での話であり、誰かの愛と比較して宣言するものではないとする)
 

*1:推しくんのバイトは派遣登録なんじゃないかと思っています。もしくはローソン

*2:自分より古参、新規のくせに声が大きい、ファンサをよくもらっている、親金のくせに、都心住みマウント、抽選で当たったサイン入りグッズ見せびらかし、積んだ枚数マウント……、ちょっと考えただけでオタクの同担を嫌いになる要素っていっぱいあるし、どれも冷静になって考えればすごくしょうもない。

*3:それを誰かの推しにタグ付けで見てもらうらしい

*4:こういうやつに限って連絡をしてこない

*5:お前に頑張ってと言われなくても若手俳優は仕事をします

*6:見たくないSNSはブロック、現場では視界に入れないように行動する、とかそういう行為全般