ずぶとく長生き。

テンションだけはいつまでも若い地方組のんびりオタクの暇つぶしメモです。

ループを『普通のこと』だと捉えないでいて。

推しくんのツイッターはわりと突拍子もないことを呟いたりするのですが、彼を推し始めてから単語の前後を汲み取って何について言っているのか目途をつけてリプライをするスキルがついたような気がします。公演期間中は普通なのに、それ以外のときのギャップよ。どうなってるんだ一体。まあでもそれも推しくんの魅力の一つですね。単にお馬鹿さんなのか計算なのか判別がつかないだけ、とも言えますが。

 

若手俳優カテゴリの記事、過去の有名なものって結構何度も読み返しちゃうタイプのオタクです。オタクがそのときのパッションをぶつけた文章って、内容の古い新しいに関係なくなんかすごく濃縮されたエネルギー体って感じがして好きなんです。残留思念的なね。オタクのアブセント・シルエット*1

 

それでザーッと読んでて、接触系イベントについて少し前に悩んだことを思い出しました。


接触現場には二種類ありますよね。ループができる現場と、そうでない現場です。

 

何かの販売記念イベントにおける若手俳優の接触って、どっちのパターンが多いんでしょうか。私の体感だと最近はできない現場が増えているイメージです。例えばカレンダー発売イベントだと、1部2部3部とあって各部でお渡し会に参加することはできるけど、1部で10回渡してもらうのは無理的な。こういうのはループではないと思っているのでできない現場ってことになりますが、あくまで私の知っている若手俳優の界隈ではそのスタイルが主流なだけかもしれません。今回は自分が対象の商品を購入した分推しくんから手渡し(という名前の接触)を受けるパターンの話です。

 

接触ループの回数の決め方って、人それぞれですよね。

 

予算や回数をあらかじめ設定する人、鍵閉めを取るために全力を注ぐ人、ループはしないと決めている人、色んな人がいるはずなんですよね。そういう違った考えを持った人たちが推しとのつかの間の1:1の時間を得るためにズラッと整列している光景って、冷静に考えるとすごく不思議というか、まあ日常あり得にくい状態だよなあっていつもしみじみします。

 

皆さん、接触の回数ってどう決めてますか?

接触の回数っていつも悩むんです。ですけど、結局正解がないから苦しいんですよねきっと。

 

カレンダー然り、CDやDVD然り、実用という点では1セットあれば充分。オタクあるある*2な保存用だって1つで事足りる。だったら、それ以上のお渡しされるアイテムには推しとの接触のおまけって意味合いしかないって思うと、どうしたらいいんだろうなって分からなくなってきます。しがない地方の一般OLなのでべらぼうな数を積んだりはできませんし、そもそもするつもりもありません。一番になりたいわけじゃないですし、何よりも3回目以降のお渡しの意義が会話にあるとしたら、10回とか超えると重い(気持ち悪い)話を絶対に持ち出しちゃう気がします。それって推しくんからしたらめっちゃ怖いだろうなって思うわけです。考えただけで恐ろしいな、自戒自戒っ。

 

でもああいうのって人気の指針でもあり、恐らくですけど本人へのインセンティブでもあるわけで*3

 

個人の場合もありますが、最近ってグループ的な売り方も増えてるじゃないですか。地下の流れが逆輸入でもしてるんですかね?もしくは同時開催的なやつ。事務所単位とかで数人が一緒に実施しているのを見かけることも多くなってきました。カレンダーというよりは円盤系、もしくは地下のチェキに多いのかもしれません。ああいうところだとメンバー内で誰がどれだけお渡し実績をあげたかって絶対チェックが入ってるでしょうし、それが今後の推しの立場や売り方を決めるんだろうなって思うとオタクは試されているなあってすごく思います。

 

そういう方面から考えると、そんなに健全な(やばくない)話のネタがなくてもループを重ねるべきなのかって考えてしまうのがオタクだと思うというか、私がそうなので他にもそういうオタクがいると信じたい……。

 

恐らくですが推しくんの事務所も、渡した分だけ本人に入るお金があるっぽいです。だとしたら普段から「推しくんに現金をプレゼントしたい」とか口癖みたいに言っている人間は、接触用にお金を貯めてドカッと使うのが一番その理想に近いんじゃないかって思います。それこそ自己満足なプレゼントを買って押しつけるよりも、より確実な気がします。


だけど、でも、プレゼントをあげるのも好きなんです。ちなみにお花を出すのも好きなんです。(オタク心の訴え)

 

これが石油王なら悩まずに済みますが、私みたいな一般人には取捨選択が求められます。自分の好きにしろっていうベターな回答は知っていても、どうしてもベストを知りたくなるものなんです。自分が推している相手はどれを一番喜ぶのか。「お渡し会いっぱい来てくれたら嬉しい」のか「プレゼントで使えるものもらえたら嬉しい」のか。答えが出ない、もしかしたらないかもしれないことをグルグルと、考えに考えてお金を使っていくのが楽しくもあり悩みでもあります。

 

前に推しくんが参加する商品お渡しという接触(ループ可)イベントがあったとき、私は当初10回の予定で最終12回になりました。話したいことをある程度まとめていって、予算的にもまあそれくらいかなって目途を立てて。それが10回で収まらなかったのは、10回目のときに推しくんと顔を合わせた瞬間考えていた内容が吹っ飛んで、それを察知したらしい推しくんが向こうから話しかけてきてくれたということがあったからです。個人的に納得ができなかったので消化しきれなかった分を追加購入で賄って、私の接触は終了しました。推しくんはとても優しくて、随所に心配りができる良い子で、多分私のことはちょろいオタクだと思っているでしょうがそれで構いません。とりあえずとても楽しかった!!!私以上に積んでいる人も何人かいましたが、それ自体には嫉妬とかそういう感情もありません。満たされた気分で、東京駅から帰路につきました。

 

でもこれがループ可能な現場の怖いところで、後から「これも話したかったな」っていうことがほぼ確実に出てくるんです。そうすると、自分の決めた回数が少なかったんじゃないかってしんどくなってしまう。でも例えばあと2回増やしたからといって、そのときに今思い出したことを推しくんに聞けていたかどうかといわれたら自信はない。こういうときにプレゼントor接触ループの二者択一思想が脳内で渦巻きます。答えなんてないのにね!ああ困った!!

 

推しくんはそこまで機会が多くないので、今度いつそういう現場が訪れるかはわかりません。次に機会があったなら、私はどうするでしょうか。推しくんに聞いてみる?それが一番やばいやつだってことだけはなんとか自覚しています*4


答えがない、というかもう出ていることをここまでダラダラと書いてしまいましたが、接触やループに関して私が望むことが一つあります。ずばりそのまま、タイトルの通りです。

 


推しくん、どうかループを『普通のこと』だと捉えないでいて。

 


他人にとやかく言える立場じゃないですし、弱小オタクの僻みだと言われたらそれまでです。だけど、推しくんには普通の感性のままでいてほしいと願ってしまいます。推しくんは若手俳優っぽくない一般人的な感覚のところが結構あって、私はそこがすごく好きです。たまたま演じることを仕事にしていて、それは他人に評価されやすい。好意を向けられることも多いし、その結果として好意を物理的な何かで受け取る機会がある。だけど、その量や回数を『あること・回数を重ねることが普通』だと思わないでほしいと思っています。いくつも同じものを受け取りに来るオタクがおかしいんだよ、商品としては1回で充分で(あるべきで)それ以上は普通なら過剰なんだよって、その感じ方を持ち続けてほしいんです。

 

わーほんと私何様だよって感じなんですが、色々な推しくんの言葉を見るに今のところ彼は上記のような思考を持ち合わせていないようです。もしかしたら持っているのかもしれないけれど、少なくとも見せてはいない。基本的に高い買い物もしないし、プレゼントも多用はしない。変に若手俳優ぶっていないところは推しくんの魅力の一つだと思っています。

 

だからこれからも、今のままの普通の感性を持った推しくんでいてください。お金を支払った分だけ、10回なら10回分、100回なら100回分の君らしい対応を望むけれど、「あの子はたくさん積んでくれるから好き」とか、そういう判断を下さないでいてほしいなってわがままを言います。

 

 

どうかこれから先も、今みたいに美しい君の心を尊敬させてね。


してない(ように見える)からこそ、今後も変わらないことを願う。少ないわけじゃないけれど、多くは積めないオタクのわがままです。

 

 

 

まあ、私が言わなくても推しくんはそんなことしないって信じてるから!全員に対して等しく丁寧であろうとする、そういうところが大好きだよ!!!(この結論は最初から見えていました)

*1:KH大好きですが、ああいうバトルと移動が同じフィールド上で行われるゲームは操作が下手くそすぎてできません

*2:世間では少数派な思考回路だけど、オタクでは多数派

*3:お渡しした枚数×いくら的な。個人ブロマイドの売上より現実的

*4:どうせ聞いたところで向こうに困惑とマイナスな感情しか与えないから!そして確実に気を使わせる